2012年9月30日日曜日

「ガリラヤのイェシュー」読んでみたくなりました

今日、9月30日(日)札幌地区使徒職大会が藤大学講堂で行われ、ケセン語新訳聖書で知られる山浦玄嗣さんの講演がありました。



「難解な日本語訳の新約聖書を、より身近な言葉で、分かりやすく、そして多くの人に伝えたい」という山浦さんの熱意が伝わってくる内容でした。
日本語訳の聖書は(というかそもそも日本語訳しか読んだことはありませんが)、確かに難解な箇所が多く、注釈を読んでも、どう理解したらいいのか頭を悩ませんてしまうことが多々あります。
大抵そういう場合は、流し読んで大体こんなことだろうな、で済ませてしまっています。
そして、頭では分かったつもりでいても、実態が伴わないというか、実生活に重ならないというか・・・それで、あまり身に沁みてきません。また、さらに不幸なことには、誤った解釈をしていることもあるようです。
ギリシャ語の原典を読むことができれば、きっともっと心に響いてくるかもしれないのでしょうが、言語は文化なので、実体験の伴わない生半なことでは、仮に単語の邦訳は分かっても、文脈を理解するまでには至れないのでしょうねたぶん。
でも、今回の講演の中でのお話で、
「あなたの敵を愛しなさい」という聖書の言葉を、「あなたの敵を大切にしなさい」という訳にすることで、ぐっと身近に分かりやすくなりました。山浦さんが例えに出した、敵対する武田に塩を送った上杉謙信の話。私たち日本人にはこちらの方がはるかに良く理解できるような気がします。

ということで遅ればせながら、「ガリラヤのイェシュー」を読んでみたくなりました。
聖書というのは、本来はもっと身近で分かりやすいものなのでしょうか?(今さら・・・。)
日本語の聖書だけが難しい?
外国人の方はどう思っているのか、一度聞いてみたいものです。



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