2014年12月21日日曜日

待降節第4主日

待降節最後の主日、待降節第4主日を迎えアドベントクランツのローソクにも全て火が点りました。


いよいよクリスマスが近づいてきました。
主の降誕を迎えるまでのこの4日間に、私たちも自らの信仰を見つめ直し、最後の準備をしていきましょう。

今日の御ミサの侍者は、子供たち、冬休みで帰省された神学生の佐藤さん、佐久間さんも加わり、総勢10名という大所帯になりました。




後藤神父様のお説教の概要をご紹介します。

『アドベントクランツの4本のローソク全てに灯が点り、いよいよクリスマスが近づいてきました。私たちは4日後に主の降誕を喜びのうちに迎えます。
世間ではこの時期、クリスマスの喧騒に溢れていますが、聖書の世界では静かにクリスマスを迎えようとしています。
イエスの誕生は、マタイと、ルカ福音書で書かれています。
ルカ福音書ではマリア中心に語られ、一方、マタイ福音書ではヨセフの立場から描写されています。主の使いが現れたとき2人は、自分達はふさわしい者ではないと、とまどい、ためらいます。しかし、主の使いは彼らの不安を取り去ります。
今日のルカ福音書での「わたしは主のはしためです」というマリアの言葉は、神への信頼なくしては出てこない言葉です。マリアは神様から恵みをいただいた特別な存在だと思うかもしれませんが、私たちも神様から多くの恵みをいただいているのです。
私たちは主の降誕を迎えるために、どれくらい準備が出来ているでしょうか?
主の降誕までの4日間、マリアをとおして私たちの信仰を見つめ直し、最後の準備として神への信頼を深めていきましょう。』