2019年3月21日木曜日

ボナヴェントゥラ 蓑島克哉助祭の司祭叙階式

3月21日(木・春分の日)午前11時より、当教会聖堂でボナヴェントゥラ 蓑島克哉助祭の司祭叙階式が勝谷司教の主司式により行われました。
叙階式には、36名の司教・司祭団と500名近い信徒・関係者が参列しました。




蓑島新司祭の心温まる挨拶(動画)



叙階式ミサでの勝谷司教のお説教をご紹介します。

『札幌教区の信者の皆さん、そしてご親族・友人の皆さん、蓑島さんは間もなく司祭団に加えられます。 彼がどのような奉仕の務めを行うために叙階されるのかを共に考えてみましょう。 聖なる神の民全体は、キリストにおいて、王である祭司の民とされています。 確かにそのとおりです。 しかし、わたしたちの大祭司イエス・キリストは、自ら何人かの弟子をお選びになりました。それは、彼らが教会の中で、キリストの名によって、人々のために公に祭司の務めを果たすためでした。キリス トは御父から遣わされましたが、ご自身も使徒たちを世に遣わし、彼らとその後継者である司教たちを とおして、師であり、祭司であり、牧者であるご自分の務めを引き続き果たしていくようにされたので す。そして、司祭たちは司教団の協力者として立てられ、祭司の務めによって司教と結ばれて、神の民 に奉仕するよう召されています。この兄弟は、十分に考えたうえで、今、司祭団の中で祭司職を果たすために叙階されようとしています。それは、師であり、祭司であり、牧者であるキリストに仕えるためであり、キリストの奉仕職によって、そのからだである教会は、神の民、聖なる神殿として築かれ、成長していきます。
この方は、福音をのべ伝え、神の民を司牧し、とくに主の奉献による神への礼拝を司式するために、永遠の大祭司キリストに似た者とされ、司教の祭司職に結ばれて、新しい契約の真の祭司として聖別されます。
司祭に叙階される蓑島克哉さん、あなたは師であるキリストにおいて、司祭として教え導くという聖なる務めに携わる者となります。自分自身が喜びをもって受け入れた神のことばを、すべての人に分け与えてください。そして、神のことばを黙想し、読んだことを信じ、信じたことを教え、教えたことを実行するように心がけてください。そして、あなたの教えが神の民の糧となり、日々の行いがキリストを信じる人々の喜びとなって、ことばと模範をとおして、神の家である教会を築いてください。また、あなたはキリストにおいて、人々を聖なる者とする務めを果たす者となります。この奉仕職によって、信者の霊的奉献は、キリストの奉献に結ばれて完成されます。キリストの奉献は、あなたの手をとおして信者とともに祭壇の上で、秘跡として祭儀のうちにささげられるのです。ですから、自分が行うことをわきまえ、それを生活の中で生かし、主の死と復活の神秘を祝う者として、自分自身あらゆる悪に対しては死んだ者となり、新しいいのちのうちに歩むよう努力してください。
あなたは、洗礼によって人々を神の民に加え、ゆるしの秘跡によってキリストと教会の名のもとに罪をゆるし、聖なる油によって病者を助け、聖なる祭儀を司式します。また、神の民と全世界のために、感謝と願いをこめて、日々定められた賛美の祈りをささげます。こうして奉仕の務めを果たすとき、あなたは自分が神に仕える者として人々の中から召され、人々のために立てられたということを思い起こしてください。そして、自分のことではなくキリストのことを考えて、永遠の祭司キリストの務めを、まことの愛のうちに、喜びをもって果たしてください。
最後に、頭であり牧者であるキリストの務めをそれぞれの立場で果たし、司教と心を合わせ、司教に従って、信者たちが一つの家族となるよう努力してください。こうして信者たちを、キリストによって、 聖霊のうちに、父である神のもとへ導くことができるのです。そして、仕えられるためではなく、仕えるために来られ、失われていたものを探し求めて救いに導くために来られた、よい牧者キリストにならって生活してください。』