2013年3月3日日曜日

別れと出会い

別れと出会いの季節になりました。

教皇ベネディクト16世がご高齢を理由に2月28日正式に退位され、今後は名誉教皇と呼ばれるようになるようです。ベネディクト16世は第2バチカン公会議50周年の節目にあたる昨年、「信仰年」の開催を告示され、わたしたちに改めて自らの信仰について考える機会を与えて下さりました。教会活動をはじめ、日常に流されがちなわたしたちですが、教皇様が示された”標”を見失わないように心がけていきたいものです。

札幌教区では、司祭の人事異動が発表され、
今日の御ミサで、久保寺神父様から大切なお話がありました。
5月1日付けで久保寺神父様が北広島教会に異動されることになりました。
神父様は教会活動をとおしてわたしたちに、司祭に頼り切ることなく信徒自らが考え行動することをお導きくださいました。今日の御ミサのなかで神父様は「もう定年を5年も過ぎているのです」とお話されていましたが、私たちの目からは10才以上はお若く写ります。この教会でお祈りを捧げる時間は限られたものとなりましたが、これからもお身体をご自愛しどうか私たちをお導き下さい。

それから、まだお話は聞こえてきませんが、これから信徒の方々の異動もあることでしょう。
別れは何かと寂しい気持ちが伴うものですが、ともに「ぶどうの木」につながっていることを思い起こし、また、新たな出会いについても楽しみにしましょう。