2013年9月29日日曜日

年間第26主日 「金持ちとラザロ」

今日の福音朗読(ルカ16・19-31)は「金持ちとラザロ」のたとえでした。

祐川神父様のお説教では、今日の福音について、
1952年にノーベル平和賞を受賞したフランスの神学者・哲学者・医者・オルガニストであったアルベルト・シュバイツァーの生涯を引用され、21歳の時に「30歳からは世のために尽くす」と決心し、恵まれない人々のために医療と伝道に捧げた彼の生涯についてお話されました。
そして、富める者のうち最も罪深いことは、貧者や弱者の存在を無視し心にも留めないことである。私たちキリスト者は、恵まれない境遇の人たちのことを決して忘れることのないよう心がけていくことが大切です。というお話がありました。

ミサ後、運営委員会が行われ、主に10月14日(月)14時から藤学園で行われる勝谷新司教の司教叙階式準備のことが話し合われました。叙階式の参加を1800名、その後の祝賀会が1200名参加と予定しているようです。
北一条教会の担当は当日の典礼関係になります。奉納、聖体拝領の誘導などが主な内容です。各地区から4名の奉仕者をお願いする予定でおります。皆さまのご協力お願い申し上げます。

その他のお知らせ
真駒内教会が献堂50周年を迎えます。
真駒内教会では、11月2日(土)に晴佐久神父の記念講演、4日(月)10時から勝谷司教による記念ミサが行われます。


2013年9月22日日曜日

国際デー 「世界難民移住移動者の日」

今日は、「世界難民移住移動者の日」です。
カトリック北一条教会では、毎年この日にあわせ「国際デー」が行われます。

この日も9時からの主日ミサに引き続き、10時半から勝谷司教の司式により「国際デー」ミサが行われました。(他の司式司祭: 祐川神父、マイレット神父、ケン神父)


勝谷司教そして、祐川神父からは、「世界難民移住移動者の日」にあたり、故郷の国を離れ、遠く異国の地で暮らす方々の不安や心細さを思いやり、私たちも同じ共同体の良き隣人同士として支え合っていけるよう努めていきましょうというメッセージがありました。

また、「国際デー」ミサでのマイレット神父のお説教では、お互いに、会話(communication)、友情(friendship)、協力(Cooperation)を大切にしていきましょうというお話がありました。


各国の言葉で共同祈願が行われました


聖体拝領


ミサの最後に外国人信徒の方からダンスが披露されました


「国際デー」ミサの後、教会の中庭で国際デーフェスタが行われ、たくさんの方々で賑わいました。





2013年9月16日月曜日

セミナーのご案内 「聖書は障がいと生きづらさについてどう語るのか」

カトリック障害者連絡協議会・札幌大会の実行委員会から、セミナーの開催案内がありましたのでお知らせします。

カトリック障害者連絡協議会・札幌大会にむけてのセミナーが、下記の要領で開催されます。
皆様のご参加をお待ちしております。

・テーマ:「聖書は障がいと生きづらさについてどう語るのか」
 講 師  場﨑 洋 神父(カ障連・札幌大会担当司祭、北26条教会主任司祭)

・日 時:2013年11月9日(土)午後1時半~4時30分

・会 場:カトリック北26条教会
     〒065-006札幌市東区北26条東1丁目2-30

・受 付:   午後1時~1時30分
・開 会:   午後1時30分~1時45分    
・講 話:   午後1時45分~2時45分
・分かち合い:午後2時45分~午後3時45分
・全体会:   午後3時45分~4時15分
・閉 会:   午後4時15分~4時30分

参加申込み: 申込書に必要事項を記入し、10月25日までにファックスか、郵便でお申込みください。 お申込み及びお問い合わせは下記まで。
〒060-0031 札幌市中央区北1条東6丁目10 ベネディクトハウス内
障がいと共に歩む札幌大会実行委員会
電話・ファックス  011-261-2188

(※開催案内と申込書は、教会の掲示板に貼り出される予定です)


2013年9月8日日曜日

年間第23主日と「かてどらる祭」

今日の主日ミサは、勝谷司教様と祐川神父様の共同司式で行われました。
北一条教会はカテドラルということもあり、これまでも司祭不在の集会祭儀は行われたことがありませんが、このことに感謝の気持ちを忘れないでいたいものです。

今日の福音の御言葉(ルカ14・26-27)について、祐川神父様のお説教では次のようなお話がありました。
「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。
自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえない。」
この御言葉の解釈としては、
自分が勝手に作り上げた理想像のフィルターを通して他者と関わるのではなく、
あるがままの姿を受け入れること、また、自分自身についても理想や将来的な夢といったことは捨てて、今ある等身大の自分自身を見つめなおし、それを背負って信仰の道を歩むことの大切さを説いているのでしょう。」
というお話がありました。


さて、ミサの後10時30分からチャリティバザー「かてどらる祭」が行われました。
雨が心配されましたが、とても穏やかな晴天に恵まれ、大勢の人たちで賑わいました。

聖園幼稚園の子供たちと父兄の皆さん、近隣にお住まいの方々、外国人信徒の方々もたくさん来場され、会場のあちこちでは子供たちの歓声が溢れ、談笑の輪が広がりました。

教会中庭の会場


教会学校の「紙芝居」では、たくさんの子供たちが集まりました。


フードコーナーは大盛況。12時頃には全て完売でした。


聖園幼稚園のコーナーです。楽しいゲームも


聖堂玄関前の会場


掘り出し物は見つかりました?


天候にも恵まれ、大盛況のうちに無事終了。
収益金は、東日本大震災支援を始め、教会の関連団体などの寄付されます。

神に感謝




2013年9月5日木曜日

「かてどらる祭(チャリティバザー)」まで、あと3日

いよいよカトリック北一条教会の「かてどらる祭(チャリティバザー)」が3日後にせまってきました。
このところの全国的な天候不順の影響が心配されますが、天気予報によると”曇り”、降水確率は40%となっています。何とか雨が降らないことを祈るばかりです。
今年もお隣の聖園幼稚園がご参加くださることになっており、賑やかで楽しいお祭りになることを願っています。

ここで、あらためて「かてどらる祭」についてご案内したいと思います。


かてどらる祭は今年も、カトリック北1条教会に集う日本人と外国人、そして聖園幼稚園とがひとつになって開催!
毎年恒例の食べ物てんこ盛りの屋台、カトリック北1条教会が誇るパイプオルガンの演奏、子供あそびコーナー、教会学校の紙芝居、ボーイスカウト26団名物【おばけ屋敷】などなど・・・
地域の皆さまをお迎えして、子どもから大人まで、み~んな★HAPPY★になっちゃう内容です! どうぞお気軽にお越しください。

昨年の「かてどらる祭」より




スケジュール
9:00 ミサ
10:30 かてどらる祭開会!
開会宣言
聖園幼稚園児の歌
11:00 バイオリン、ギター演奏(聖堂・外国人)
パイプオルガン演奏(聖堂)
12:00 紙芝居(教会学校)
その他
13:00 かてどらる祭閉会 謝辞

【フードコーナー】
カレーライス、ケーキ、クッキー、おにぎり、赤飯、稲荷ずし、煮しめ、おでん、焼き鳥、ゆでとうきび、焼きそば、うどん、フランクフルト、アイス、ゼリー、プリン、ベトナム春巻き、フィリピンの菓子(外国人信徒グループ)屋内喫茶コーナー

【販売品出店】
雪の聖母園(まんまる納豆、とうきび、野菜)、札北荘(フェルト製品、陶器、石鹸)、パウロ書店

【日用雑貨フリーマーケット】
新品の掘り出し物がたくさん!!

【あそびコーナー】
お化け屋敷、くじ引き、ヨーヨー釣り、まとあて、その他

【手作り品】
小物、どくだみローション、石鹸、陶芸品、他 

かてどらる祭の収益金は、東日本大震災の義援金に充てられる他、カトリック福祉団体である、みなずき会(ホームレス炊き出し支援)、札幌マック、カリタス家庭支援センター、札幌働く人の家、虹の会などへ配分されます。皆さまの温かいご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年9月1日日曜日

2013年度 札幌地区使徒職大会

今日は朝から雨模様でしたが、午前9時半から藤学園講堂で札幌地区使徒職大会が開催され、札幌地区の信徒が一同に会しました。


今回の当番教会の山鼻教会の皆さん


開催にあたり、勝谷被選司教様から短めのご挨拶がありました。
「司教叙階を控え、責任の大きさをあらためて感じている。
今後は司祭団の知恵と力を結集して、これまで滞っていた教区の活動を進めて行きたい。」というご決意をお話されました。


講演は、大阪教区のミカエル松浦悟郎補佐司教をお招きし、「なぜ教会は社会問題にかかわるのか」というテーマで行われました。


大会プログラムに掲載されていた松浦司教様の略歴をご紹介します。
1952年9月28日 名古屋市に生まれる
1981年3月21日 上智大学神学部卒業、司祭に叙階
1999年4月19日 大阪教区補佐司教に任命
      7月17日 司教に叙階
中央協議会での現在の役職:社会司教委員会、難民移住移動者委員会委員長、
ピース9の会会長、他

講演に先立ち、担当シスターから社会司教委員会の活動についてご説明がありました。

講演の要旨
「教会はなぜ社会問題に関わるのか」という問いはいつも起こります。
現実的に信徒の中にも教会が政治的なことに関わることへの抵抗感は存在します。
戦争や貧困などの社会問題は、教会の本質的なことに関わることです。
もし、教会が、だれであっても人間の上に起こることに無関心なら、一体何のために教会は存在しているのでしょうか?人の喜びや悲しみ、苦しみに無関心ならそれはイエスの弟子であると言えるでしょうか?(配布資料より)
教会は、「”しるし”であり、道具である」、キリスト者は全人類一致のために派遣されているのです。

講演の中で、書籍のご紹介がありました。ここで何冊かご紹介します。



講演会の後、休憩をはさみ松浦司教様の司式でミサが行われました。






祈りと感謝のうちに