2013年9月1日日曜日

2013年度 札幌地区使徒職大会

今日は朝から雨模様でしたが、午前9時半から藤学園講堂で札幌地区使徒職大会が開催され、札幌地区の信徒が一同に会しました。


今回の当番教会の山鼻教会の皆さん


開催にあたり、勝谷被選司教様から短めのご挨拶がありました。
「司教叙階を控え、責任の大きさをあらためて感じている。
今後は司祭団の知恵と力を結集して、これまで滞っていた教区の活動を進めて行きたい。」というご決意をお話されました。


講演は、大阪教区のミカエル松浦悟郎補佐司教をお招きし、「なぜ教会は社会問題にかかわるのか」というテーマで行われました。


大会プログラムに掲載されていた松浦司教様の略歴をご紹介します。
1952年9月28日 名古屋市に生まれる
1981年3月21日 上智大学神学部卒業、司祭に叙階
1999年4月19日 大阪教区補佐司教に任命
      7月17日 司教に叙階
中央協議会での現在の役職:社会司教委員会、難民移住移動者委員会委員長、
ピース9の会会長、他

講演に先立ち、担当シスターから社会司教委員会の活動についてご説明がありました。

講演の要旨
「教会はなぜ社会問題に関わるのか」という問いはいつも起こります。
現実的に信徒の中にも教会が政治的なことに関わることへの抵抗感は存在します。
戦争や貧困などの社会問題は、教会の本質的なことに関わることです。
もし、教会が、だれであっても人間の上に起こることに無関心なら、一体何のために教会は存在しているのでしょうか?人の喜びや悲しみ、苦しみに無関心ならそれはイエスの弟子であると言えるでしょうか?(配布資料より)
教会は、「”しるし”であり、道具である」、キリスト者は全人類一致のために派遣されているのです。

講演の中で、書籍のご紹介がありました。ここで何冊かご紹介します。



講演会の後、休憩をはさみ松浦司教様の司式でミサが行われました。






祈りと感謝のうちに