12月24日(土)午後7時から、カトリック北一条教会(札幌教区司教座聖堂)において、
ベルナルド勝谷太治司教様の司式により、降誕祭ミサが行われました。
札幌は前日まで、50年振りとなる大雪に見舞われましたが、聖夜の夜は穏やかな天候に恵まれ、聖堂は400名以上の方々で埋め尽くされました。
教会に所属する信徒の他に、外国人ツーリストの方々もたくさん訪れていました。
聖堂の照明が消され、ローソクを持った侍者が先導する中、勝谷司教様が幼子イエス様の御像を抱き入場しました。
祭壇前に御像が安置された後、入祭の歌「やみに住む民は光を見た」が歌われる中、侍者のローソクの火は会衆の持つローソクへと移され、聖堂はやがて仄かな明かりに満たされました。
勝谷司教様は、お説教の中で、
今年一年の自身が経験されたフィリピンでの出来事と、バチカンでの「正義と平和協議会」会議を振り返り、教皇フランシスコの回勅を引用しながら、平和は決して武力では得られない、平和への道は一人一人の家庭が出発点になる、と訴えかけられました。
ミサが終わった後、子どもたちによる聖歌の合唱が行われました。
隣接するカテドラルホールでは、祝賀会が行われました。