この夜の儀式は、旧約の時代から守り続けられ、神のために徹夜する日とされ、死んで復活された主キリストに向けられています。信者はあかりをともして主の帰りを待ち、主の帰られるとき目覚めているのを見出され、ともに主の食卓に招かれます。
第1部 光の祭儀
カテドラルホールで、地主司教様がろうそくと火の祝福を行い、この火で復活のろうそくに火がともされました。その後、会衆が手に持ったろうそくにも火がともされ、行列は聖堂内に入りました。
聖堂の灯りは消されたまま、復活のろうそくと会衆の持ったろうそくの火がともるなか、復活賛歌が唄われました。
キリストこそ、「この世を照らす真の光」であり、私たちはキリストの復活によって、闇から救いだされて「光の子」とされたことをあらわします。
第2部 ことばの典礼
中江神父様によるお祈り
信徒による朗読
この後、「栄光の賛歌」が高らかに歌われるなか、祭壇がととのえられ、十字架や御像に被せられていた紫の布が取り去られました。
第3部 洗礼の儀
地主司教様により、洗礼式と堅信式が行われました。あらたに一人の方が共同体の仲間に加わりました。おめでとうございます。
すでに洗礼を受けた信者の人々にも、受洗当時の精神を振り起こさせるために「洗礼の約束の更新」が行われ、司教様から会衆に聖水がふりかけられました。
第4部 感謝の典礼