2014年1月19日日曜日

年間第2主日 - 神の子羊 -

A年の年間主日が、今日からはじまります。
今日のミサ聖祭は、祐川神父様の司式により行われました。
神父様のお説教の一部をご紹介します。


今日の福音朗読(ヨハネ 1・29-34)の冒頭部では、自分の方へイエスが来られるのを見た洗礼者ヨハネが、「見よ、世の罪を取り除く神の子羊だ」と言いました。
「神の子羊」の意味するところは何でしょうか?
旧約聖書において一貫して流れている神の子羊のイメージとしては3つあります。
一つめは、Ⅱサムエル記12章で、罪を犯したダビデに神が遣わした預言者ナタンが、ダビデに対して語った出来事の中に出てくる「愛される子羊」です。
二つ目は、レビ記1章で、祭壇に捧げられる子羊、すなわち「犠牲と苦難の子羊」です。
そして、三つ目は、イザヤ53章で、民の罪を贖う主の僕の比喩に出てくる「栄光の子羊」です。
これから行われる聖体拝領の前に、平和の賛歌の中で「神の子羊」がうたわれます。
今日のミサ聖祭は、この「神の子羊」のことを念頭に入れ進めていきたいと思います。


閉祭のお知らせの中で、神父様から次のようなお話がありました。

1月2日から10日まで、高校生とスタッフの合計13名で、私が施設長を務めているフィリピンのイースタービレッジで過ごしてきました。
勝谷司教様から、2014年 年頭司牧書簡が示され、「司祭中心の教会から信徒中心の教会へ」というテーマが掲げられています。
この教会は、司教座聖堂ですので司教様は比較的身近におられますが、そのこととは別に、一小教区として、司教様の考えをじかに聞く機会を設けてはいかがでしょう?
というお話がありました。


ミサの後、第一次”雪割り”を行いました。日中も気温は氷点下だったので、硬く締まった雪氷を排雪するのに難儀しました。


聖堂の窓の下も排雪しました。