クリスマスをお祝いしてから数日がたちました。
主の御降誕を迎えた希望の喜びの光は、今もまだ私たちを照らし続けていますか?
今年も残り僅かとなりました。希望のうちに新しい年を迎えられるよう祈りましょう。
後藤神父様のお説教の概要をご紹介します。
『数日前、私たちは降誕祭をお祝いしました。救い主誕生の希望の光は、今もまだ私たちを照らし続けているでしょうか?普段に戻ってしまったとしたらそれは残念なことです。今日の「聖家族の祝日」は1921年に制定された比較的新しい祝日であり、イエス、ヨセフ、マリアの3人の聖家族を、現代における家庭の模範としてお祝いする日としています。
私たちも、父、母としての役割を、聖家族を模範として学んでいます。
教皇フランシスコも、一般謁見演説の中で「家庭」についてお話されています。また今年のシノドス(世界代表司教会議)では「家庭」がテーマとして取り上げられています。
神様が救い主を遣わされたのは、貧しいけれど信仰深く生きているヨセフとマリアの家族でした。このことを私たちはもう一度思い起こしてみる必要があります。
イエスがお生まれになってからの成長については、聖書の中ではあまり語られてはいません。私たちは聖家族の日常生活を想像し、家事をこなし愛情を注いでイエスを育てるマリアの姿、大工として息子と妻を守り続け、息子であるイエスにも自分の仕事を教えるヨセフの姿をとおして、愛と互いに助け合う事の大切さについて学ぶことができます。
今日の福音にもあるように、聖家族は幼子のために旅を重ねます。人生を旅する私たちも聖家族の姿をとおして、自分の家庭や信仰を顧み、新しい年に向けて希望ある信仰の旅を続けることができるように祈りましょう。』
今年のブログはこれで最後となります。
一年間ありがとうございました。
また来年もカトリック北一条教会の話題をお届けしたいと思います。
どうか良いお年をお迎えください。