2016年9月4日日曜日

9月4日(日)年間第23主日 「札幌教区100周年記念式典(藤学園講堂)」

9月4日(日)午前9:30より、藤学園講堂で札幌教区100周年記念式典が行われました。
全道各地から1000名を超える信徒が集い、先人に感謝を捧げるとともに、次の世紀への継承をお祈りしました。

第一部 「100周年の年総括と未来への提言」では、教区事務局長の上杉昌弘神父様から、札幌教区各地区の100周年の取組みついてご紹介がありました。
小教区の閉鎖に直面しながらも、身近にある「祈りの場」を何とか残そうと存続にご苦労されているお話などがご紹介されました。


続いて、札幌教区 ベルナルド勝谷太治司教様より、「教区100周年式典訓話」があり、司祭不足、信徒の高齢化、施設の老朽化など現状抱えている問題点を乗り越えて、未来に向けての具体的な取り組みを信徒全員で共有し、支援実行していこうという、お話がありました。


東京大司教区の岡田 武夫大司教様から、フランシスコ教皇様からのお祝いメッセージが紹介されました。

聖ヨハネ・パウロⅡ世教皇と聖ファウスティナ修道女の聖遺物が祭壇横に安置されました。


この日は、マザー・テレサが列聖される日でもありました。神の愛の宣教者会 Sr. ジャヤ・マリアさんと、Sr.純愛さんから、ご挨拶がありました。


第二部 感謝ミサ
司式: ベルナルド勝谷太治 司教
共同司式: 東京教会管区司教団、札幌教区司祭団


勝谷司教のお説教では、江戸時代初期における江戸幕府によるカトリック信徒の弾圧と、松前藩による106名の信徒の殉教の歴史についてお話がありました。