2020年4月22日水曜日

復活節第2主日 「松村神父様からのメッセージ」

先日、大阪教区から3教会(北1条、北11条、北26条)の共同主任司祭として赴任されました松村繁彦神父様から、復活節第2主日を迎えてのメッセージが届いています。

松村繁彦神父様の略歴(香里教会様HPから引用)
1968年 4月 札幌生まれ
2000年 3月 司祭叙階
2000年 4月 札幌教区・北一条教会助任司祭
2001年 4月 札幌教区・教区事務局長
2004年 4月 大阪教区・梅田ブロック協力司祭
2007年 4月 大阪教区・梅田ブロック担当司祭、学校法人英知学院専任職員(兼任)
2013年 4月 大阪教区・香里教会主任司祭
2016年 6月~2018年10月 大阪教区・教区事務局長(兼任)



(2019年9月黙想会から 枚方教会様HPより引用)

北1条・北11条・北26条教会の皆様へ
復活節第2主日に
♰ 主のご復活おめでとうございます。
この春より札幌北3教会の共同主任として赴任いたしました松村繁彦神父です。          
2000年に北1条教会において司祭叙階を受け、2003年より大阪教区で長きにわたり教育・研究・教会司牧などを経てこの度北海道に戻り働くこととなりました。久しぶりの札幌の地で喜びを感じながら皆さんと一日も早く出会い、対話し、キリストを証したいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、前任地は大阪教区の寝屋川市にある香里教会(こうり)で働いておりました。私のことについてはまだホームページ更新はされていませんので、見られる方はどうぞ一度覗いてみてください。

全世界のキリスト者はコロナの影響により教会から足が遠のき、聖体や赦しへの飢えの中で過ごされていることと思います。一日も早い終息を願っていますが、この出来事も歴史の中において私たち人類に与えられた神様の“課題”として捉える必要があります。誰のために生きているのか?何のために生きているのか?神とは何者か?人とは何者か?なぜ私がいるのか?なぜこのような出来事が起きたのか?実はこれらは旧約聖書の中でBC597~538年に南ユダヤの民がバビロンに捕囚の身となっている時に人々が感じた同じ“課題”なのです。そしてその答えとして創世記の創造物語として作り上げられました。今こそ、共に自分の中におられる神様に、そして聖書の言葉に耳を傾け、共に考え、祈る時間を持っていただきますようお願いします。そしてミサはありませんが教会の門はいつでも開いています。『聖書と典礼』などを取り、ご聖体訪問などで教会から離れず、霊的聖体拝領をするよう努力もよろしくお願いいたします。
まだ正式に集うことはできなくとも、私たちはキリストの共同体です。神様と繋がっている方は決して孤独ではありません。私も赴任してから毎朝コロナの影響で苦しんでいる方、そして教会共同体メンバーのためにミサを捧げています。マリアに告げた天使の言葉に耳を傾けてみてください。主も教会共同体も『恵まれた方、主はあなたと共に』おられると神は人類へ語り掛けたからなのです。
お会いするのを楽しみにしています。

2020年4月19日 復活節第2主日
北1条教会より アンドレア 松村繁彦