2022年3月21日月曜日

3月21日(月)祭壇奉仕者選任式ミサ

 札幌教区 ペトロ千葉 充(みつる)神学生の祭壇奉仕者選任式ミサが、3月21日(月)午前11時から、勝谷司教様と司祭約20名の共同司式により、札幌教区カテドラル・カトリック北一条教会で行われました。感染防止のため、参列者は親族と小樽教会関係者など約50名でした。





勝谷司教様の訓話をご紹介します。 

「祭壇奉仕者に選任されるあなたは、教会の奉仕者の務めの中で特別な役割を 受け

持つことになります。

 ところで、教会、すなわち神の民は感謝の祭儀を頂点として集まり、そこにいのち

の源を見いだします。あなたには、教会の司牧責任者の指導、監督のもとに、司祭や

助祭の仕事に協力し、また奉仕者として、病人も含めて信者に聖体を授ける務めが託

されます。このような尊い奉仕の務めをゆだねられるあなたは、聖体の秘跡にいっそ

う深く結ばれるよう努め、自分の役割の深い霊的な意味を悟るように心がけてくださ

い。こうして日々、キリストをとおして自分自身を父である神にささげるよう努力し

てください。

 聖パウロが教えているように、兄弟たちと一つのパンを分かち合うあなたは、すべ

ての兄弟とともに一つのからだを作っています。したがって、 キリストのからだで

ある神の民の中で、弱い人や小さい人をとくに大切にし、キリストの愛の教えを実行

するよう心がけてください。

 皆さん、祭壇奉仕者に選ばれたこの兄弟が、神の祝福を豊かに受けて、 教会共同

体に忠実に奉仕することができるように祈りましょう。

 いつくしみ深い神よ、あなたは御ひとり子によって、いのちのパンを教会にお与え

になりました。 祭壇奉仕者の任務に選ばれるこの人を祝福 + してください。祭壇の

奉仕に励み、いのちの糧を兄弟姉妹に配り、信仰と愛を深めることによって、教会の

発展に奉仕することができますように。 わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン。

感謝の祭儀のためのパンとカリスを授与します。 

主の食卓と教会の奉仕にふさわしい人となってください。 アーメン。」